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学生の頃から、一度関わってみたいな~と思いつつ、縁がなかった短期の求人を、たまたま見つけて、陶芸休んでやってみたい、と応募してみた。
基本的に肉体労働もあって、男手を必要としているので、どうしても男性優先になってしまうのだけれども、それでも良ければ・・と面接をしてくれた。

山奥の雑木林に囲まれた静かな仕事場。一目見て気に入った。
面接して下さった社長の野村さんは、無口だけど味のある方で、
野村さんが退席された後、詳しい説明をしてくれた職人さんの子安さんも、魅力的な方だった。
全開の窓から、林を抜けて風が入ってくる。
なんだかよく分からないけど、いい予感がした。

俄然張り切って「チビだけど、肉体労働が好きだし、陶芸をしているから、腕力はあります。20キロの土ガンガン運べます!」と売り込みをしたら、笑われた。
その後、どのように今の生活にたどり着いたのか聞かれて、思いがけずイギリスや、テレビ時代の体験から、焼き物との出逢いまで、長話に。
実は、子安さんも、以前は全く違う仕事をしていた。長らく水戸芸術館で演劇を作っていたそうだ。その後、今の仕事に出逢い10年。
面白そうな方だなあと思い、彼が携わっていた演劇の話から、想田さんのドキュメンタリー「演劇」や平田オリザさん、何故その仕事をやめられたのか、など、気づいたら逆面接状態?になって終了。

その後、職場見学させてもらったら、同じものづくりだし、やっぱり楽しそう。流れている空気も、いい。
何より、そこにいるだけで、想像が膨らんだ。
最後に、未練がましく「確率的には、やっぱり厳しそうですか?」と聞いたら「うーん・・。低いと思って頂いていた方が良いかもしれません。

この後、何人か男性の面接を控えているので・・。来週の頭には連絡を入れますね。」と言われた。
もっと色んな話をしたかったのに、ほんと残念だなあ・・・とがっかりしつつ帰宅したら、電話が鳴った。
「小野さん、今回、お願いしても良いですか?」
「えっ、すっかり諦めてました!!大丈夫なんですか~私で!?」と聞いたら、何故か社長が気に入ってくれたらしい。
「焼き物で食べていけるの?」と聞かれたときに、「焼き物はギャンブルです!」と答えたのが良かったのかな。
「ただ、男手を必要としていることには変わりないので、その辺も覚悟して、働いて頂けたら」とのこと。合点承知致した!

というわけで、1ヶ月だけだけど、始まるぞ~。祭りの仕事♪

ちなみに、受かってから改めて、野村花火工業で検索してみたら、なんと、社長は、ずっと前に観た「プロフェッショナル仕事の流儀」の花火師、野村陽一さんであった。
(「NHK プロフェッショナル仕事の流儀」動画⇒ (Click!)