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私は「戦争を知らない世代」だけれども、ニューヨークで、戦争に続く道のりを経験していたのだな、と思う。
先日、プロフィールに元自衛官、とある方のツイートを読んだ。
@yoko_kichi 8月25日
中谷防衛大臣が「存立危機事態」認定に「同盟国の承認が必要」と答弁した。つまり日本の存立危機か否かさえ判断できない日本政府。
決めるのは誰か。もちろん米国だ。世界中のどこかで米軍が反撃され「日本も厳しい」と言えば、政府が存立危機として参戦していく仕組み。情けない限りではないか。

当時のことは、ずっと心のなかにある。
繰り返し繰り返しテレビで流される、あの衝撃的な映像。普段はクラクションや消防車のサイレンで騒々しいのが当たり前の街が、しんと静まり返り、道行く人たちの大半がちょっとした音にびくっと反応し、脅えていた。
5番街が星条旗で埋め尽くされ、アラブ系のタクシー運転手も皆、襲われないためにタクシーに星条旗をつけていた。
行き場のない悲しみや怒り。憎しみ。正義の名のもとに、一丸となって戦争に突き進んでいく光景。大きな言葉にかき消されてしまう色んなこと。
いたたまれなくて、やるせなくて、どうしたら良いのかも分からなかった。
悲しみや恐怖に支配されたとき、深い傷を負ったとき、人は正気ではいられなくなる。それは、私自身も。受けたものの大きさを自覚できていれば、まだいいのかもしれない。歪んだエネルギーになってしまうよりは。
数十万人とも言われる犠牲者を出したイラク戦争には、未だに誰も責任を取っていない。完全に誤った情報に基づいた戦争だと判明してからも、ずっと。
その戦争を支援した日本も検証すらしていない。
そもそも失われた命に対して責任など取れる人がいるんだろうか。結果的にどんどん激化していった対立やテロにも。
今は「戦場に行く」という時代ではない。日本でも、どこにでも突如「戦場」が現れる時代。想像じゃない。現実なんだ。そして、人は過ちを犯す存在なんだ。どうしたって。
後で、あの時に別の道を歩んでいたらと思っても、取り返しがつかない…。
ある体験を特別視しすぎたり、囚われすぎるのも、なんか違う気がして、でも、今の社会の動きを見ていると、いたたまれない。だから言いたい。
あんな光景は2度と目にしたくないし、無残な殺戮に、意味も分からぬまま加担し続けるような国になってほしくない。

最大規模10万人を目指している30日の国会前行動(13時~17時)、両親やその友達家族も何組か参加するそうだ。
母は初参加だけど、周りに聞いてみたら、同じく初めての友達も行く行く!と言っていたらしい。
私は前回、ほとんど声は出さずに、その場にいたのだけれど、幅広い年齢層の色んな人たちの姿や声に触れるだけでも、特別な時間だった。
色んな考え方、関わり方がある。でも、明日、沢山の人が集まるといいな、と思う。