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めくるめく芽吹きの季節、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
新緑の淡い芽吹きに頬紅をさすように、ポッと浮かび上がる山桜・・いい季節ですね。
そして~~!今年もやってきました。益子陶器市!!
29日(土)から7日(日)までの9日間開催です。
いつもの城内坂「じゃりん小径」右奥のテントで、お待ちしていま~す。

今回も愛車の軽にこれでもか!!と什器を詰め込み、どうにかディスプレー終了。
お花も活けてきました。
これから最後の窯出し&ヤスリがけ、がんばっぺ~。

益子は、朝晩冷えるのと、急な雷雨に見舞われることがよくあるので、
防寒具&雨具をお忘れなく。
最終日は、15時過ぎから片付けが始まるので、お早めにどうぞ~!

定番の器などは、my potsのアルバムに掲載しています。良かったらご覧ください。
お会いできることを楽しみにしています。

器写真: (Click!) 
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今年に入って、雑誌「TURNS」の取材で、ある女性に出会った。

つくば在住の兼子美由起さん。
絵のなかから出てきたかのような、
スッとしていて、どんな景色にも、どんな背景にも、馴染んでしまいそうでいて、
くっきりとした輪郭を放つような、不思議な存在感のある人だった。

作陶をはじめたきっかけは、ある先生との出会い。
「つまらないように見えることに心血を注ぐことは尊く神聖で、工芸や芸術を越えて、一生をかける価値がある」。
先生に教わったことを、こう話してくれた。

陶芸の技術はほぼ独学。
大好きなイタリア人画家、モランディが生涯描き続けた題材の“瓶”を、どうしても作りたくて、
誰に教わるわけでも、誰に見せるわけでもなく、
ひたすら絵をなぞるように試行錯誤を重ねて3年。
瓶だらけになった住まいを眺めて、
「これを続けるためには売らないといけないんだ」と気づいたそう。
展示販売をはじめてからは、「瓶を見てもらうためにも・・」と、食器も作りはじめた。

作業場に並んだ瓶たちは、兼子さんにどこか似ていて、
ずっとずっと昔から、そこにあったかのような佇まいが印象的だった。

なんの用途もなく、目的すらないものを、ただただ作りたくて、ひっそりと作り続けている。
そんな人がいて、そんな時間がある。

余談。

小学3年生の頃の、ある日。
兼子さんは、みんなで同じランドセルを背負っていることに、きゅーっとなり、
あまりに辛かったので、帰り道にランドセルを壊してしまった。
ご両親は、「仕方ないなあ~」という感じで、
それから卒業まで、ひとりだけ手提げ鞄で通うことを許された。

6年間、踏んでも蹴られても壊れないよう、頑丈につくられているランドセル。
それを9歳の少女が壊したのかあ・・。
いまでもふとした瞬間に、小さな兼子さんの映像が、脳裏に浮かぶ。
けれど、この“事件”のことは、「怖い人だと思われそう」なので、原稿には盛りこまないと約束した。

兼子さんは古本が大好きで、あちこちで出会った古い本をこつこつ集め、
いまでは毎週木曜日に作業場を開け放し、古書店を営んでいる。
「古本屋の良さは、好きなものも嫌いなものも、見たいものも見たくないものも、平等にあること」
選書の基準は、どこか「とんがりの感じられる本」だそう。
ジャンルが幅広くて、読みたい本がたくさんあった。
どの本を手にとっても「あ、それはね・・」と言葉を添えてくれるのも嬉しい。
つくばに行くことがあれば、是非立ち寄ってみてほしいなあ。
素敵な一冊に出会えるんじゃないかしら。
HPはこちら→ (Click!) 

特集記事が掲載された号は、2月20日に発売されたようで、現時点では最新版。
表紙が、矢野津々美さん撮影の兼子さん。
機会があれば手に取ってみてください。
あれから6年。
放送された久米さんのラジオ番組で、ゲストの奥野修司さんのお話が、とても心に響いた。

年を重ねるごとに、色んなことの境目が曖昧になり、的確なことばが見つからなくなる。
ことばにしなくてもいい、と感じることも増えた。
聴きながら、夢で逢えない人と再会し、眠り続けたことを思い出した。

【久米宏 ラジオなんですけど】
タイムフリーやラジオクラウドで後追い視聴もできる)
 (Click!) 
3月11日の「今週のスポットライト」
ゲストは、ノンフィクション作家の奥野修司さん。
東日本大震災の被災地で、遺族などから聞き取った不思議な体験をまとめた本『魂でもいいから、そばにいて 3・11後の霊体験を聞く』(新潮社)を出したばかり。

久米さんのインタビューを聴きながらよく思うのは、過度に寄り添わないけれど、突き放すのでもない、適度な距離感がとても心地いいこと。
どこか飄々とした不思議な安心感がある。

この日に誕生日を迎えた人、生まれた命にも想いを馳せる、ほんとうにいい放送だった。
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昨夜は5アンペアで生活している友人宅へ。
5アンペアでも冷蔵庫、洗濯機もあるし、ドライヤーも使っている。
暖は灯油ストーブで、電子レンジはないけど、少しの工夫を習慣にすれば、特に困ることもないと言う。
請求書を見たら600円代。思わず吹き出した。

暮らしのなかで消費するエネルギー。
その使い方を少し変えてみることで、自分のなかの固定観念や生活習慣に気づかされる。なければないで、その分の知恵がどこからか生まれるもんなんだな~と改めて思う。
何のために働くか。何に時間を費やすか。
生き方もおのずと変わっていく。
「いろんなものから自由になれる」。
会社を退職した頃、「食べ物を作れたら、そんなにあくせく働かなくても、なんとか生きていけるよな」と、当たり前のことなんだけど、おおおーーー!!と大発見をしたような気持ちになったときのことを思い出した。

もう少し暖かくなってから、昨年の「こたつでお茶会」に続いて、5アンペア話の「縁側でお茶会!」を開催したいね~~と話し合う。
楽しい。

写真はデザートの苺と金柑。
ハッとするほど、きれいだった。
身近なところで、ハッ!を発掘し続ければ、
少しは野生に近づけるかな。
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使い続けている道具たち
師匠から譲り受けたもの、修業時代に作ったもの、擦り切れて新たに求めたもの。
いつもより念入りに手入れをして、仕事収め。
朝から雲一つない快晴
気持ちいいなあ
今年も、何気ないことば、表情、景色、
出逢ったひとたちの生き方や表現に
たくさんの気づきを貰いました。
まだまだ至らないことだらけだ~と感じつつ
1年を生かされたことに心より感謝。
ありがとう
来年こそは和暦と西暦を覚えるぞ~
皆さん、素敵な年越しを!
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一年ぶりの大友さん×テニスコーツ。
開演前から流れ出す音
途端に身体が弛緩する。

後半の「びいとん」

ステージ上を動き回りながら、鳴り物たちを想い想いに奏でる大友さんとさやさん。生活の響きのような、野生の蠢きのような、爆発音、銃声、呼吸、気流の鳴る音・・。その多彩な音の渦のなか、淡々と淀みなく循環する植野さんのアコースティックギター。
誰にも気づかれないような、自然の摂理のような、ただそこにあり続ける、ささやかに動じない営み。そんな静かな「自由」が、ひっそりと確かな輪郭を持って浮かび上がってくるような不思議な時間。

揺れた夜に見上げる月
流された跡に息吹く緑
混沌の最中に整えられる食事。
命を宿す人と、この世とあの世のあいだをふんわり漂う人と。
電車に揺られ、参道を歩き、夜道を走り、森へ帰り、浅い眠りに就いて、朝が来た。

Tenniscoats びいとん@Youtube
 (Click!) 
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きれいとか汚いとか、いいとか悪いとか言えなくなったとき、
そこにほんとうに美しいものはある

ー茂木さんの「芸術脳」対談より、内藤礼さんのことば
先日、NHKスペシャル〜終わらない人 宮崎駿〜を観た。
途中から止めどなく泣けた。
終盤の怒りの正体は、言葉にしなくとも、ドキュメンタリー全編、そして何より、彼の作品一つ一つに現れているように思う。

何年か前に宮崎さんのドキュメントを観た時、あの途方もない作業を続けてきた精神を想うだけで、倒れそうだ、と思った。見えている世界の奥行きが圧倒的に違うのは、孤独だろうとも。
一つの小さな動きにも、生命が脈々と営んできた文化を裏切りたくないという信念が在る。

生身の命がそこに在る、という実感と想像力なしに、「面白さ」や「変化」を求めてゆく世界は、知らず知らずのうちに、人の感性を麻痺させて、巨大な暴力に自分が加担していることにすら、気づけなくさせる。
足元を見続けないと、容易く踏み外す。

今日、ふと、宮崎さんが二頭のヤギを軒下に出す姿を思い出していた。
何気ない映像の方が、不思議とずっと先まで記憶に残る。日々、街角で出逢う風景や営みと同じ。
並行して流れる、いくつもの時間。
今後、「今日も宮爺さんはヤギを…」と想えることに、とてつもなく救われる瞬間があるかもしれない。
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さて、3日から7日は益子陶器市。いつもの城内坂「じゃりん小径」右奥のテントで、お待ちしていま~す。これからの季節に活躍しそうな鍋用の取り鉢やスープ鉢、暖かい飲み物にぴったりのカップなどを多めに用意しました。もちろん取り皿や盛り鉢、作陶展には出さなかった轆轤ものも、色々ありますよ。
じゃりん小径の場所は、益子観光協会で公開されている陶器市の地図にも掲載されています。こちらが観光協会のページ。→ (Click!)  会場でもあちこちで配布してます。大塚ハニワ店の向かい側、蕎麦屋さんの隣が入り口です。
朝晩冷えるので、暖かくしてお越し下さいね。最終日は、14時頃から片付けが始まるので、お早めにどうぞ~!定番の器などは、my potsのアルバムに掲載しています。良かったらご覧ください。→ (Click!) 
それではお会いできることを楽しみに!!
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町の健康診断の結果が来た。貧血以外は異常なし。何故か年々じわじわと身長が伸びてる。まだまだ成長期だな。
歳を重ねる毎に、周りでも病を患う方が増えていて、健やかであることの奇跡を想う日々。
そこの忙しなく動いている君も!年に一度は必ず行ってね。
写真は、作業場の入り口がお気に入りのカマキリ。踏んでしまいそうだから、見つける度に庭に放ってるのに、必ず戻ってくる。
数日見かけず、とうとう諦めたかと思ったら、足場のブロックの中からコンニチハ~♪