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一年ぶりの大友さん×テニスコーツ。
開演前から流れ出す音
途端に身体が弛緩する。

後半の「びいとん」

ステージ上を動き回りながら、鳴り物たちを想い想いに奏でる大友さんとさやさん。生活の響きのような、野生の蠢きのような、爆発音、銃声、呼吸、気流の鳴る音・・。その多彩な音の渦のなか、淡々と淀みなく循環する植野さんのアコースティックギター。
誰にも気づかれないような、自然の摂理のような、ただそこにあり続ける、ささやかに動じない営み。そんな静かな「自由」が、ひっそりと確かな輪郭を持って浮かび上がってくるような不思議な時間。

揺れた夜に見上げる月
流された跡に息吹く緑
混沌の最中に整えられる食事。
命を宿す人と、この世とあの世のあいだをふんわり漂う人と。
電車に揺られ、参道を歩き、夜道を走り、森へ帰り、浅い眠りに就いて、朝が来た。

Tenniscoats びいとん@Youtube
 (Click!) 
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きれいとか汚いとか、いいとか悪いとか言えなくなったとき、
そこにほんとうに美しいものはある

ー茂木さんの「芸術脳」対談より、内藤礼さんのことば
先日、NHKスペシャル〜終わらない人 宮崎駿〜を観た。
途中から止めどなく泣けた。
終盤の怒りの正体は、言葉にしなくとも、ドキュメンタリー全編、そして何より、彼の作品一つ一つに現れているように思う。

何年か前に宮崎さんのドキュメントを観た時、あの途方もない作業を続けてきた精神を想うだけで、倒れそうだ、と思った。見えている世界の奥行きが圧倒的に違うのは、孤独だろうとも。
一つの小さな動きにも、生命が脈々と営んできた文化を裏切りたくないという信念が在る。

生身の命がそこに在る、という実感と想像力なしに、「面白さ」や「変化」を求めてゆく世界は、知らず知らずのうちに、人の感性を麻痺させて、巨大な暴力に自分が加担していることにすら、気づけなくさせる。
足元を見続けないと、容易く踏み外す。

今日、ふと、宮崎さんが二頭のヤギを軒下に出す姿を思い出していた。
何気ない映像の方が、不思議とずっと先まで記憶に残る。日々、街角で出逢う風景や営みと同じ。
並行して流れる、いくつもの時間。
今後、「今日も宮爺さんはヤギを…」と想えることに、とてつもなく救われる瞬間があるかもしれない。
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さて、3日から7日は益子陶器市。いつもの城内坂「じゃりん小径」右奥のテントで、お待ちしていま~す。これからの季節に活躍しそうな鍋用の取り鉢やスープ鉢、暖かい飲み物にぴったりのカップなどを多めに用意しました。もちろん取り皿や盛り鉢、作陶展には出さなかった轆轤ものも、色々ありますよ。
じゃりん小径の場所は、益子観光協会で公開されている陶器市の地図にも掲載されています。こちらが観光協会のページ。→ (Click!)  会場でもあちこちで配布してます。大塚ハニワ店の向かい側、蕎麦屋さんの隣が入り口です。
朝晩冷えるので、暖かくしてお越し下さいね。最終日は、14時頃から片付けが始まるので、お早めにどうぞ~!定番の器などは、my potsのアルバムに掲載しています。良かったらご覧ください。→ (Click!) 
それではお会いできることを楽しみに!!
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町の健康診断の結果が来た。貧血以外は異常なし。何故か年々じわじわと身長が伸びてる。まだまだ成長期だな。
歳を重ねる毎に、周りでも病を患う方が増えていて、健やかであることの奇跡を想う日々。
そこの忙しなく動いている君も!年に一度は必ず行ってね。
写真は、作業場の入り口がお気に入りのカマキリ。踏んでしまいそうだから、見つける度に庭に放ってるのに、必ず戻ってくる。
数日見かけず、とうとう諦めたかと思ったら、足場のブロックの中からコンニチハ~♪
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仲間が新たに始めた水戸ドラムサークル。
アスパイヤの森、最高のロケーション。気持ちよかった・・。
初めてお目にかかる方がほとんど。総勢20名以上で、お互いの音を聴きながら、あちこちに置いてある太鼓や、得体のしれない鳴り物を手に取って、思い思いの音を奏でる。
椅子に座るのも地べたに座るのも、移動しながら演奏するのも自由。場所によって音の響き方が違って、みんなの動きを観察するのも面白い。
小さな振動に耳を澄ませたり、誰かが仕掛けた音が主旋律になって、そこにぎゅーっと音が凝縮していったり。
音楽の会話って、ほんと無限だなあ。
個人的には、少年がマイクを使って出していたノイズがかなりツボだった・・。今思い返しても、あれは凄かった!

そして、盛り上がってきたところで、踊れ踊れ~~!との声に、飛び入りダンス。終了後、一緒に踊ってみたい~~と言って下さった方がたくさんいらして、やっぱり音あるところにはダンス。人は踊る生き物なのだ!と再認識。友達が遊びに来る度に最後は汗だくで踊る・・という自宅ダンス会をもう少し広げて、「踊ろう会」を主催できたらいいな。

次回も今からとっても楽しみ。

追伸:ダンスの写真は友達が撮ってくれたもの。素敵な時間をありがとう~!!
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9日間の作陶展、無事終えることが出来ました。秋雨続きのなか、沢山のお客様にお越し頂き、ほんとうに、ありがとうございました。最終日の写真、何枚かアップします。
遠方からはるばる訪れて下さったり、益子や宇都宮周辺から応援に来てくれたり、音遊びやダンスに参加してくれたり。
美味しい差し入れやプレゼントまで・・。
こんな風に、時間を作って下さること、心を寄せて下さること、器を手にして下さること。何度考えても奇跡のように思えてしまう。
これには慣れることなんてないです。ほんとうに圧倒的。
Thank you all soooooo much!!!!

以下、会期中に作陶展のFacebookページに投稿した文章です。

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初日は曇りのち雨予報が、やった~晴れた~~!ということで、外でお客さんや友達と美味しい差し入れを頂きつつ、午後は鳴り物遊び&ダンス。最後は、おいおい何しに来たんだってくらい、汗だくに。通りすがりの観光客の方々が手拍子して下さったり、お隣のギャラリーの可愛い少年が、さりげなく参加してくれたりで、楽しかったなあ。
そして、今日も雨脚の強いなか・・・嬉しい。。ほんとうにありがとうございます。色んなお話ができて、とっても素敵な時間でした。
学生の頃から不器用な上に大雑把で、手作業でものを作る暮らしを想像したことすら、なかったけれど、よく授業をサボって表参道まで、てくてく歩いて・・。当時は、今やブランドストリート化している、あの道沿いに茣蓙を敷いて、手づくりのアクセサリーや小物を販売してる人たちがいた時代。
ぶらぶらしているうちに仲良くなって、一緒に座り込んで、道行く人を眺めたり、足を止めてくれた人と話をしたり、楽器らしきものを鳴らしてみたり、ハミングしたりして1日を過ごしていました。
そのうち日が暮れて、そろそろ帰ろっか、またね~。と、特に約束をするわけでもなく、それぞれの場所に戻ってく。
そんな風景や時間が、何故かとても愛しくて、好きでした。
あの感覚の延長線上に、器づくりもあるんだなあと、よく思います。

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なんでもないような日常にすべてがある。
そんな日常にある、焼き物という営み、これからも大事に育てていきたいな。
またお会いできる日を楽しみにしています。
感謝!
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ただいま、ラストの窯焚き中。

実は、私の窯は笠間の山奥に移住してから、1000度から1200度の一番大事な温度帯に、特に窯をいじったわけでもないのに、毎回温度計の数値が一気に上がるという怪奇現象に見舞われていた。
窯屋さんやベテランの陶芸家仲間に相談したり、実際に窯焚き中に、見に来て貰ったこともあったけれど、窯の操作にも、熱電対や温度計にも問題はなく、「こんな現象、今まで何十年も仕事してきて、聴いたことない。土地の磁場とか、特定の温度になると電磁波が発生するとか!?」とお手上げ状態。

人間、何事にも慣れるもんで、ここ6,7年は「お、来たか」と自分なりの対処法を覚えて、焼いていたのだけれど、何故かこの作陶展の窯から、その現象がピタッとなくなった。何かが落ちたのかと喜ぶのもつかの間、今度はバーナーやガスの流れの不具合が発生。

窯屋のよっちゃんが駆けつけてくれて、バーナーのクリーニングで一時良くなったと思ったら、またもや微妙な現象が。色々原因はありそうだけど、解明にも修理にも時間がない。
品物はほとんど揃ってるし、ラストの一部は諦めるか・・とも思ったけど、とりあえず、教わった通りにバーナーの汚れを再度吹き飛ばして、窯詰め前に火の出具合を確認し、やっぱ焼くべ!と決めた。

「焼き物はギャンブルだもんね~!」とよっちゃんに言ったら、「ガス窯は、本来そういう窯じゃないんだけどな。笑」ー確かに。吉と出るか凶と出るか?いけいけどんどん。現在1186度。今回は火も調子良さそうだし、大丈夫そうな予感?

というわけで、ラストスパート格闘しております。
写真は怪奇の窯&新しく作ったシンプルな多目的カップ。こんがり美味しそうに焼き上がりました。
他にも定番・新作含めて、ざっと250点ぐらいにはなりそうです。

初日の17日は、サルサダンサーの友達が来るので、お客さんの流れを見つつ、合間にみんなで踊りを教わったりして遊べたらいいな~と計画中!お楽しみに!!
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アンサンブルズ東京。曇りのち雨予報が、ぴーかん晴れ。百発百中、そろそろ晴れ女として、表彰されても良い気がするわ
福島で生まれ、東京駅前に広げられた大風呂敷の上で、高校時代の親友、美香と再会。so happy to see my dear little Mika & her sweet family again××
街と人と暮らしの音
夏の終わりの美しい1日
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陶器市に欠かさず​顔を見せてくれていた新井陽一郎さんが、逝ってしまった。

旅好きの新井さんは、奥さんの和子さんと、とても仲が良くて、
ご夫婦で、国内外の山に登り、その土地の手作りのものを少しずつ集めていた。
​春と秋、​私のテントにふらりと現れると、
毎回、茶系のぐい呑みを​1つ選んで、「今回は、これを」と求めてくださっていた​。

柔らかな声と物腰。
すぐに好きになった。

姉家族が群馬で暮らしていた頃、安中のご自宅にお邪魔すると、
書斎の飾り棚に、あちこちで出逢った美しい陶器​があり、
その一画に、私のぐい呑みも、澄ました顔で鎮座していた。
「わ~!こんな風に置いてくださってる​なんて~!!」と驚くと、
一度も使わずに、手にとっては眺めているという。
そして、器の内側に浮かび上がる​鉄分が銀河系みたい​だと、
愛しそうに話をしてくださった。
​​​
昨年の秋、今年の春と、いらっしゃらなかった。
どこか旅にでも出かけたのかな

なんだか胸がざわざわした。
ざわざわしたまま、作陶展の案内状を書いた。

今朝、窯に火を入れた後に届いた一枚の葉書き。
長い長い旅に出かけてしまった、と知る。

星の綺麗な夜。
もうすぐ器が焼き上がる。

新井さん、ほんとうにほんとうに、ありがとう