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今日はミツバチの日らしいけど、
あまりの陽気に、作業場は「てんとう虫の日」と化していた。
窓辺で沢山生まれちゃったのダ。
一匹ずつ、掴んでは外に放つと、ピャーと元気よく
お天道様の降り注ぐお庭に飛んで行きました。
久しぶりに蝶がたわむれる姿も見られて嬉しい。
花粉は辛いけど生命の息吹にハッとさせられる初春は、
私の大好きな季節。
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昨夜は、かしゃま文化会館: (Click!) の車掌あやちゃんと
駅長けいこさん主催の閉店後の貨車に集う秘密の?晩餐会へ。

ドアを開けると、初っ端から嬉しいハプニング。
私が毎日愛用させて戴いている湯呑の作者であり、
尊敬する陶芸家の小野正穂さんと、
素敵な絵を描かれる奥様の優子さんがたまたま店内にいらしていて、
お二人も飛び入り参加決定。
6時を過ぎると次々と常連のお客様が乗車して、レトロな店内が賑やかに。

指導所で大変お世話になっていた大好きな久野先生の息子さんで、
笠間の窯業指導所にお勤めの久野 亘央さん、
ツイッターで既に繋がっていた陶芸家の桑原哲夫さんとも、やっとお逢いできた。
atelier 365°のデザイナー須知さんや、若き陶芸家の廣田君、
日動美術館の学芸員で、かしゃまのスタッフに仲間入りしたばかりの森君。
素敵なメンバーが勢揃いで、嬉しい。

貨車の中には、ゆったりと空気が流れていた。
次々に運ばれてくる駅長と車掌の手料理。
ウクレレとマンドリンのセッション。
壁に浮かび上がる中村綾緒さんの幻想的な写真。
ぼわーっと暖かい照明の光。灯油ストーブの炎。
音楽を聴きながら歌う人、お喋りを続ける人、絵を描き始める人、寝始める人。

学生の頃に大好きだった美術部の部室を彷彿とさせるような、
みんなそれぞれ結構好き勝手にやってて、
でも、確かに共有しているものがあって、
用があるわけではないんだけど、ずっといてしまうような、そんな空間。

こういう、なんでもないような時間に私は弱い。

事の始まりは、「フタバから遠く離れて」の実行委員会の一員として、
笠間近辺で協力してくれるお店はないかなあと、話していた時に、
益子のチィのふみちゃんから、ライターの蓑田さんを紹介して貰ったこと。
蓑田さんがその場で、あやちゃんに電話してくれて、
あやちゃんから水戸のブラックバードさんやワシントンさん、PUNTOさんへ。
そして「長いこと住んでいるのに、笠間での繋がりがあんまりなくて」
という私に「じゃ飲み会やろう!」と、
あやちゃんが企画してくれた今回の晩餐会。

1度しか逢ったことないのに、サラっと行動に移してくれる。
人に気を遣わせない、さりげない優しさ、言葉だけじゃない信頼感、安心感。
いいなあ。ほんとうに素晴らしい。ありがとう。

今宵もどこかの街の片隅で
ひっそりと開かれているであろう晩餐会に想いを馳せて

素敵な夜に乾杯。
「3.11が私の年越しになった」
福島のいわき市に住んでいる友人の言葉。
私も同じ想いで、この日を迎えている。

震災後気付かされたこと。
それは、とてつもなく大きい。
だから一生かかっても、少しずつ消化して、
日々の暮らしに反映させていきたい。

この地球も、日本という国も、人も自然も。
とにかく愛しすぎるんだよなあ。
叫びたなるぐらい。

以前は、それが苦しかった。
でも、今は、この想いに生かされている。

震災で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。
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「フタバから遠く離れて」
日立に続いて水戸の上映会も大盛況に終わった。
お越し下さった皆さん、協力して下さった皆さん、
本当にありがとう!!

船橋監督、そして富岡町出身で、
水戸に避難された木田節子さんの言葉。
色んな想いがこみ上げた。
この現実を目をそらさずに観続ける。
それだけでも、簡単なことではない。
それを言葉や形にするということも、色んな意味で、
覚悟やエネルギーが必要だと思う。
それでも、現実と向き合い、発信し続けようとしている人たちがいる。

人って、やっぱり素晴らしい。
そう感じた。

足を運んで下さったお二人に心から感謝します。

船橋監督は、撮影の合間だというのに、
打ち上げでも遅くまで各テーブルを回って、
参加したひとりひとりと丁寧に話をして下さって、
茨城の状況にも強い関心を持たれていた。
続編も来年には公開を予定されているそうで、
またみんなで上映会を開催したい。

監督と木田さんのトークは、IWJのアーカイブでご覧いただけます。
サイトはこちら→ (Click!) 
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「フタバから遠く離れて」の上映会にて。
茨城の上映会の発起人となった城さん、本田さん、
そして実行委員長の小峯さんと。

事の始まりは、日立在住の城さんが、
原発の問題が今もタブー視とされている日立で、
一人でも多くの人たちに観てもらいたい、この現実を知ってもらいたいと、
茨城映画センターの本田さんに手紙を書いたことだった。
城さんの「採算が取れなかったとしても、全部自分が責任を持つ。
だから、力を貸してほしい」という熱意に動かされて、
日立で試写会が開催され、その試写を観た本田さんも、
とにかく上映したい、と、本人いわく
「後先考えず上映を決めてしまった」とのこと。

大規模な上映会なんてしたことがなくて、でも、どうしても上映したくて、
昨年から協力者を探していた自分が、丁度壁にぶつかって自信を失っていた時に、
願ってもみないタイミングで訪れたお二人との出逢い。
こんなことがあるんだなあ・・と今考えても奇跡のように思える。

そこから実行委員長の小峯さんをはじめとする、映画、芸術、
そして何より私たちが生きているこの世界、
人、をこよなく愛する人たちとの出逢いがぱーっと開けていった。

文化を通して人が喜怒哀楽を味わい、想いを通わせたり、
違和感、疑問を抱き、悩み、考え、
その中で知恵を共有し、生きる力を広げていくこと。
それこそが「生きる」ということなのかな、と思う。

映画には打ちのめされる要素も沢山あった。
でも、私は、この現実の中で生きようとしている人がいるということ、
この現実を見続けようとしている人がいるということ、
映画から伝わってくる「信頼」、何かを大事に思う気持ち。
そして、変わろうとする勇気に励まされた。

気付くことで傷つくことも沢山ある。
でも、気付くことがスタートなんだ。
そこに希望を見出せる人間でありたい。
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